まだ引きずっていたり...十三にて

December 14, 2007

じわり

asahi.com:マリーンの風 最後まで千葉を愛した-マイタウン千葉
マリーンの風 最後まで千葉を愛した


マリンブルーの風を読んで、じわっときちゃいました。

ここ2ヶ月くらいの迷走は、黒木の思い、葛藤そんなことが見え隠れしますよね。
上記リンクにある広報のインタビュー記事。

ほんと、黒木ってヤツはステキな野郎です。痺れます。

でも黒木よ。応援してきた俺らのために、引退試合をやってくれよ。
3/15-16のオープン戦辺りなのかなぁ...

↓は広報記事の引用です。

マリーンの風 最後まで千葉を愛した

2007年12月07日

 ロッカーをのぞいても、もう彼の姿を見ることは出来ない。黒木知宏投手(33)。ジョニーの愛称でロッテのエースとしてファンからの絶大な人気を誇ったスーパースターが今オフ、チームを去った。

 私事で恐縮だが、私も黒木という投手の生き様に共鳴した一人だった。

 新聞記者時代、マウンドから記者席まで聞こえる雄たけびに身震いを感じた。04年11月に千葉ロッテから広報部員として入社を誘われた時、最終的な決め手となったのは「黒木という熱い投手が愛する球団が悪い球団なわけがない」という考えだった。

 そんな私の人生さえも変えた投手がチームを去る。これほど寂しいことはない。ファンにいたっては、もっと辛い気持ちでいるだろう。なによりも、引退選手ではないが、サヨナラを言える舞台が欲しかった、と望む声はいたるところから耳に届いた。

 私自身もこの件はずっと心の中で引っかかっていた。そこで先日、久しぶりに千葉マリンスタジアムに姿を現した黒木に素直に聞いてみた。すると、こう返された。

 「気持ちはありがたい。でも、それは違うと思うんだ」

 黒木は首を横に振って静かに笑った。そして続けた。

 「あの時、チームは優勝するかしないか。クライマックスシリーズに2位で進出するかしないかの局面だった。そんな時に個人的な事で登録されて投げることはオレの考え方、生き方と違う。それで一人の選手が抹消されるわけだから。チームにとってマイナス。ファン感謝イベントで、と考える人もいるかもしれないけど、他のクビになった選手が出来ないのに、オレだけ特別にというのもおかしい。球団の人、監督もその決断に苦しんだと思う。でも、これでいい」

 ここまで話し終わると天井を見上げた。他には誰もいない一室での会話。一呼吸置くと、また力強く話し出した。

 「それに、オレにとってこれはサヨナラではない。終わっていないのだから。まだ、ユニホームを脱ぐなんて言っていないのだから。ファンは気持ちを分かってくれると信じている。オレの生き様を理解してくれると信じている。どういう形になるか分からないけど、黒木という人間の野球人生を最後まで見届けて欲しい。そうすれば、分かってもらえると思う」
ここまで聞き終えるとスッキリとした自分がいた。ただ、もう一つ聞きたいことがあった。

 「愛するロッテを離れて寂しくないですか?」
部屋は静寂に包まれた。間を置いて、ハッキリと答えた。

 「寂しいかと聞かれたら間違いなく寂しい。出来ればロッテで野球がしたい。でも、こればかりは仕方がない。ここ数年ほとんど一軍で投げていない選手。普通に考えればクビ。オレでもクビにするよ。そこは、ケジメが必要だと思う。オレの人生が良かったかどうかを決めるのはオレではない。周りの人やファンから評価してもらえるように頑張りたい」

 11月上旬、都内で退団者を集めての選手たちによる送別会が行われた。この席で黒木はあいさつを述べた。

 「これから、どうなるかは分からない。他のユニホームを着て野球をやれるかもしれない。それでも、ボクはロッテの大ファンだから。誰にも負けないロッテのファンとしてみんなを応援するから」

 誰よりも千葉を愛し、ロッテを誇りにした男。最後の最後まで彼らしいスピーチだった。黒木にあこがれ、尊敬していた若手選手の目は充血し、いつまでも拍手はやむことがなかった。そして最後にこう付け加えた。

 「他のユニホームを着てロッテ相手に投げることが出来たら、死に物狂いで投げるよ。絶対に打ち取ってやるよ」

 魂の男がまだ燃え尽きていないことを強く証明する言葉であり、愛するチーム、後輩への檄(げき)だった。黒木は現在も現役続行を希望し、日々、練習に取り組んでいる。だから、サヨナラは言わない。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)


mambo_no5 at 23:08│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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