ルポ
October 09, 2019
ルポ 私たちが生きた平成 人と社会はどう変わったか 共同通信社
これも図書館で借りた本です。
平成に起こったこと、変化したことなどが書かれています。
思い起こすと、自分の人生でいろんな事が起きた元号なんだろうなぁと思います。
変化としては、ネットなどのつながりが生じたことで良いこともあれば監視され続けているような感じにもなり、失ったものもありますよね。
学生時代や2000年代前半まではちょっと旅行に行ったりすると完全に普段の生活やしがらみから開放されましたからね。今は携帯で繋がっちゃってますし、自らもネットに繋いでしまったりもしますから。
学生時代に1ヶ月以上放浪したりしましたが、そんなことはもうできないんでしょう。
そのへんはちょっと残念ですね。（悪いわけではないんでしょうけど）
January 28, 2019
ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち 池上正樹
これも図書館で借りた本です。
引きこもり、とまではいかないが、就職氷河期にキャリアを積むことができずに行き詰まっている事例は読んでいてきついですね。
ショックな事例としては公務員の非正規雇用の方に対し、同一労働同一賃金な方針になったことから、逆に仕事をさせるわけには行かなくなってしまっていること。
巻頭、巻末に渡って書かれている資金がなくなると同時に命を絶っていった人。
ほぼ同年代の人の事例ばかりで、読んでいてきつい部分もありましたね。
人数が多くて競争にさらされ、バブルの恩恵も受けられず、就職も悪く、何もケアされない。そんな世代ですからねぇ。
December 07, 2016
ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル / 秋山千佳
これも図書館にて借りた本です。
主に中学校の保健室で立会いを通じてのドキュメンタリーといったところでしょうか。
個人的にはあまりお世話になることがなかったですし、まだそのような風潮ではなかった時代だったこともあり、そのような利用者はいなかったんですよね。時代が変わったんでしょうねぇ。また、一番問題だと思ったのが、保健室の質（と言うかスタンス）が養護教諭の個人に委ねられていることですよね。どれが正解とはいえないのでしょうけれど、その時のめぐり合わせによって救われたり救われなかったりするのはどうなのかなぁと思います。だからと言って負荷をかける方向になることは難しいでしょうし。こういうところにお金をかけてもらいたいですねぇ。
February 05, 2016
ルポ コールセンター 過剰サービス労働の現場から / 仲村和代
これまた図書館にて借りた本です。
コールセンターが沖縄などに多く設置されている、というような軽い情報だけは知っていましたが、その実情などについてのルポです。
仕事としてはブラックではないのかもしれないですが、精神的にはキツそうな仕事ですね。いきなり罵倒されたり、秒刻みで追われたりなんてのはまさに気持ちや感情を切り売りするような仕事ですね。色々とやりがいはあるのかもしれませんが、私にはキツイかもなぁ。
後半に書かれていましたが、コールセンターの仕事も付加価値や満足度を上げるような形態になっていかないといけないのなぁと感じた次第です。
自分の仕事でも、このような仕事をされている方々にの支えられているんだなぁとも感じたのでありました。
